今回は「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」という本の中から「ほったらかし投資術4つのステップ」をご紹介します!
ほったらかし投資術は、「プロが考える最善の運用方法」と「個人が簡単に実行できる」をベースとして考えた投資術なので、投資初心者の方にも安心で真似がしやすいです。
▽ほったらかし投資術
ほったらかし投資術の概要
投資初心者も、もう迷わない!ほったらかし投資の公式本!
ベストセラー『ほったらかし投資術』が7年ぶりの全面改訂!
運用方法が過去2版と大きく異なり、もっとシンプルに、もっとほったらかせるようになりました。
実行マニュアルから口座の開き方、素朴な疑問へのアンサーなど大幅加筆で初心者も安心。
2024年スタートの新NISAにも対応。
お金の不安から解放されて、より良い人生を!
(Amazonより)
1、3ヶ月〜6ヶ月分の生活資金を確保する
まずは3ヶ月〜6ヶ月分の生活資金を確保して、普通預金に入れておきましょう。そしてそれ以外のお金を全て「投資資金」に回します。
投資資金がないと感じている未経験者は、生活資金を確保したら、
小さい金額でも積立投資で始めることをおすすめします。
「まとまった資金を用意してから投資する方が良いのでは?」という考え方も一理ありますが、
小さな金額から早く始める方が合理的です。
万が一、確保している生活資金が足りなくなってしまった場合は、速やかに投資した金融商品を換金します。
そもそもお金は使うためにあるものなので、躊躇なく換金しましょう。
2、無リスク資産で「個人向け国債 変動金利型10年満期」を買う
「リスクを取らずに運用するお金も持っておきたい」という方も多いと思います。そんな方におすすめなのが「個人向け国債 変動金利型10年満期」です。
国債とは国が発行する債券です。
日本政府が発行する国債なので、民間の銀行よりも潰れにくく、信用リスクの点でも安全です。
個人向け国債には「固定金利型の5年満期」、「固定金利型の3年満期」、「変動金利型の10年満期」の3種類ありますが、
結論を言うと、国債暴落のリスクに強い「変動金利型の10年満期」がおすすめです。
3、リスク資産で「全世界の株式に投資するインデックスファンド」を買う
リスクをとっても良い資産は全額、「全世界の株式に投資するインデックスファンド」を買いましょう。具体的には三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」がおすすめです。
インデックスとは、日本は「日経平均株価」、アメリカは「S&P500」などが代表的な指数で、
株式市場全体の動きを表す数字です。
インデックスファンドはこうした株価指数に連動して運用する投資信託であり、
プロが調査や分析をして運用しているわけではないので、運用手数料が安いというメリットがあります。
又、投資信託という「様々な企業が詰まったパッケージ商品」なので、分散投資という意味でもリスクが抑えられています。
購入したら文字通りほったらかしにして、将来お金が必要になる時まで持ち続けます。
4、iDeCoやNISAなど、税制上有利な口座を利用する
日本にはiDeCoやNISAなど、税制上有利な運用口座があります。こういうお得な制度は最大限活用しましょう。
iDeCoの正式名称は「確定拠出年金」で、
毎月支払う掛け金から所得が控除される、つまり、掛け金額に関して、所得税と住民税がかからないという大きなメリットがあります。
注意点としては年金として設計された制度なので、原則60歳になるまで引き出しができません。
NISAは「少額投資非課税制度」の愛称で、一般NISA、つみたてNISAがあります。
一般NISAは「年間120万円までの投資の利益を5年間非課税とする制度」です。
まとまった運用資金がある方は一般NISAを利用したほうが効率的にお金を増やすことができます。
つみたてNISAは「定期的な積み立てで行う年間40万円までの投資の利益を20年間非課税とする制度」です。
運用資金の少ない若い人や、課税所得がない専業主婦の方が資産形成するのにおすすめです。
ほったらかし投資術のまとめ
最後にまとめです。ほったらかし投資術4つのステップ
1、3ヶ月〜6ヶ月分の生活資金を確保する
2、無リスク資産で「個人向け国債 変動金利型10年満期」を買う
3、リスク資産で「全世界の株式に投資するインデックスファンド」を買う
4、iDeCoやNISAなど、税制上有利な口座を利用する
それではまた!
▽ほったらかし投資術
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