ゆーぽん(@jiyucho33)です!
先日、「co-ba hiroshima」で行われたオープニングイベントに行ってきました!
「co-ba hiroshima」はあなぶきグループと建築系ベンチャーのツクルバがコラボして生まれたコワーキングスペースです。
今回はテレビや雑誌などでもよく出演されている広島出身の建築家・谷尻誠さんのトークセッションが聞けるということで参加してきました!
谷尻さんの仕事論の話はどれも面白かったですね!
今回はco-ba hiroshimaの雰囲気と谷尻さんのお話をまとめてお届けします。
▽抽選で当選した人に送られる参加ハガキ
co-ba hiroshimaとは?
「co-ba hiroshima(コーバ ヒロシマ)」は、よりビジネスを加速させる「場」をコンセプトにしたシェアードワークプレイスです。
スタートアップチームやフリーランス、副業や地域で活動するNPOなどがコワーキングスペースとして利用できます。
この「場」で地域内外の人が交流し、新しいアイデアや事業・活動の発信地となることで化学反応を起こし、よりビジネスを加速させることができる「場」を目指します。
また広島の中心地という立地を活かしたイベントやワークショップ・セミナー開催等、様々なシーンで活用できる拠点としても利用可能です!
(co-ba hiroshimaのHPより)
co-ba hiroshimaの雰囲気
▽co-ba hiroshimaは広島市内中心部、広電 紙屋町東駅を出てすぐにあります。
仕事帰りにも立ち寄りやすいですね。
▽イベントスタートまで時間があったので内装を見させていただきました。
この日はオープニングイベントなので椅子が並んでいますが、普段はテーブルがあり仕事や作業ができるそうです。
設計はツクルバ、足場板の材料は広島のWOODPRO、家具製作は岡山県のようびなど、内装も様々な企業がコラボして作られました。
▽イベントスペースから個室へ行く途中にあるライブラリー。
本はまだまだ少なかったですが、これから増えそうですね。
▽ライブラリーからは打ち合わせの様子も見えます。(会話までは聞こえない)
ほどよく集中できて、人の気配が感じられるというのは仕事環境として大事だと思います。
▽こちらは会員が使用できる固定席。広いスペースにテーブルがいくつもあるので、会員同士で会話が生まれそう。
▽続いて個室へ。6人席と4人席があります。スタートアップ向けかな。
建築家・谷尻誠さんとツクルバ・中村真広さんのトークセッション
時間になり、co-ba hiroshimaの説明の後はいよいよ建築家・谷尻誠さんとツクルバ・中村さんのトークセッションです。
セッションの中から個人的に面白いと思った部分をまとめました。
起業する時に恐怖心は無かった。
「起業する時に恐怖心は無かった」と語る谷尻さん。
その理由は「腹が減ったらバイトをすればいいから死ぬことはない」ということ。
今でこそ様々なメディアに取り上げられるほど有名になった谷尻さんですが、仕事が無かった時代は焼き鳥屋でアルバイトをしていたそうです。
建築の仕事を下請けをやっていた時から様々な提案もしたそうですが、クライアントと意見が合わなかったせいか仕事が減ることもありました。
谷尻さんはそんな“大変なことも楽しめるタイプ”だそうです。
お金持ちの言いなりにはならない。
「問題を乗り越えて楽しかった時は?」という質問には「お金持ちの言いなりにならなかった時」という答えでした。
お金持ちからの依頼も多いそうですが、センスが悪ければ言われた通りには作らないそうです。
そのため、生意気と言われることも。
谷尻さんの“センスがある人”というのは“自分のスタイル“がある人とのこと。
海外はホームパーティーがある文化なので内装もこだわってセンスがある人が多いですが、日本は外観や玄関は綺麗にしていても内装までセンスがある人は少ないそうです。
アイデアは世界を超える。
大学に行っていない谷尻さんは隈研吾(東京大学卒の建築家)にはなれないと言います。
しかし、考える力やアイデアで勝負をする。
いいアイデアは世界を超える力があると感じています。
遊ばないと仕事ができない。
今回のセッションで何度も出てきたキーワードは「人との出会い」。
広島時代からクラブにも行っていた谷尻さんは、人との出会いによって仕事や友達を増やしてきたそうです。
今でも人との出会いによって新規事業が立ち上がったり新しい仕事の依頼につながったりするので、人と会うことに時間を割いています。
広島で行っているトークイベントTHINKのゲストも毎回様々なジャンルの方がゲストとして登壇していますが、これも谷尻さんの“つながり”から生まれたものなんですね。
みんなが賛成するものは“想定の範囲内“
谷尻さんの考える“新しさ”とは「みんなが賛成するかどうか?」で判断するそうです。
みんなが賛成するものは“想定の範囲内“なのでツマラナイ。
それよりも反対されるアイデアの方が想像を超えて面白いと言います。
さらに新しいビジネスを考えた時は他の経営者にプレゼンをして意見を聞く時もあり、アイデアを客観的に見てもらうことも必要だそうです。
交流会
トークセッションの後は交流会。
参加者は起業家、投資家、クリエイター、ライター、学校の先生、フリーターなどバラエティ豊かです。
僕は早めに退室しましたが、みなさんそれぞれ会話を楽しまれているようでした。
▽美味しそうな軽食。食べたかったなぁ〜。残念!
▽参加者にはフリーチケットがもらえました。お友達に配っても良いそうなので、欲しい人がいたらあげます。笑
co-ba hirosimaの詳細情報
- 時間:平日 10:00〜18:00 (土日祝休み) ※会員は24時間365日使用可能。
住所:広島県広島市中区基町12−5 あなぶき広島紙屋町ビル 7階
地図
▽谷尻誠さん率いるサポーズデザインオフィスの本「Suppose」
▽ツクルバの本「場のデザインを仕事にする:建築×不動産×テクノロジーでつくる未来」