今回は石川和男さんの本「仕事が速い人はこれしかやらない」から、「仕事が速い人の7つの原則」についてご紹介します!
この本は
・仕事を早く終わらせたい
・いつも残業が多くて大変
・ついダラダラして仕事が進まない
こんな方々におすすめの内容になっています。
▽仕事が速い人はこれしかやらない
仕事が速い人はこれしかやらないの要約
まずは「仕事が速い人の7つの原則」を一気にご紹介します!1、あらゆることに「期限」を決めろ 2、仕事が速い人は「5秒」で動く 3、「動きながら考える力」を持つ 4、すべての仕事を「細分化」せよ 5、他人の時間を上手に使う「任せ方」 6、仕事は「時給」で考える 7、やらないことを決めるこの7つの原則を抑えて仕事を早く終わらせるビジネスパーソンになりましょう!?
それでは一つづつ解説していきます!
1、あらゆることに「期限」を決めろ
みなさんは夏休みの宿題はいつやっていたでしょうか?
夏休みが終わるギリギリになって必死になってやっていた人も多いはずです。
毎日ダラダラ過ごしていたのに、期限が迫ってくるとものすごい集中力を発揮することができます。期限を決めることは仕事を早く終わらせる最強の方法です。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
これは1958年にイギリスの歴史学者および政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。
例えば会議の時間を一時間与えられると、30分で結論が出る議題でも、雑談をはさんで1時間かけようとする。上司が毎晩8時まで残業していると、部下は定時までに終わる仕事でもダラダラと進めて8時まで時間をかける。
このように「人は与えられた時間をすべて使おうとする」という法則です。これは逆に言えば「人は期限を決めればそれに合わせて仕事を進める」ということです。
締め切りを意識せずにいられない性質を、逆に利用するのです。
ここでのPOINTは「とにかく期限を決めればそれまでに終わらせる力が生まれる。」ということです。
夏休みが終わるギリギリになって必死になってやっていた人も多いはずです。
毎日ダラダラ過ごしていたのに、期限が迫ってくるとものすごい集中力を発揮することができます。期限を決めることは仕事を早く終わらせる最強の方法です。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
これは1958年にイギリスの歴史学者および政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。
例えば会議の時間を一時間与えられると、30分で結論が出る議題でも、雑談をはさんで1時間かけようとする。上司が毎晩8時まで残業していると、部下は定時までに終わる仕事でもダラダラと進めて8時まで時間をかける。
このように「人は与えられた時間をすべて使おうとする」という法則です。これは逆に言えば「人は期限を決めればそれに合わせて仕事を進める」ということです。
締め切りを意識せずにいられない性質を、逆に利用するのです。
ここでのPOINTは「とにかく期限を決めればそれまでに終わらせる力が生まれる。」ということです。
2、仕事が速い人は「5秒」で動く
あなたはこんな経験はありませんか?朝、目覚まし時計が鳴っているのに布団にくるまり、「眠たいなぁ起きるのがだるいな。」なんて思っているうちに起き上がれなくなる。
あるいは満員電車でお年寄りが目の前に立っていて席を譲るか考えたけど、断られて気まずい空気になったらどうしよう…と迷って立ち上がれなくなる。
実はこうした「考えているうちに行動できなくなる」という現象にはちゃんと理由があります。
それはアメリカのテレビ司会者メル・ロビンスが提唱している「5秒ルール」
その内容とは、人間の脳は「何かをやる必要があると思った時に5秒以上考えてしまうとやらなくても良い理由を考え始める」と言うものです。
先程の例で言えば「5秒以内に起き上がる」「5秒以内に立ち上がって席を譲る」そうしていれば行動に移せたのです。
では5秒以内に行動にするためにはどうすればいいか?
それは「3、2、1、GO!」と心の中でカウントダウンするだけ。
大変そうな仕事も「3、2、1、GO!」でまずは最初の一歩を踏み出してしまうのです。
返信が面倒なメールも「3、2、1、GO!」でさっさと返信してしまうのです。
ポイント:5秒ルールを利用してすぐやる人になる。
3、「動きながら考える力」を持つ
あなたは初めての仕事や難易度の高い仕事の時にスムーズに進めることはできますか?
この手の仕事を始めようとすると一気に不安になり、最初の1歩が踏み出せなくなる人がいます。
これこそが仕事の遅い人の陥る罠です。
なぜなら、動いてみないと本当に大切なポイントはわからないからです。
動きながら間違っているところは修正していけばいい、むしろ動くことで本当に大切なポイントが見えてきます。
だから本当の課題や問題点を見つけるためにもまず動くことが大切なのです。
ここでポイントが1つあります。
それは「動きながら試す」こと。
考えなしに行き当たりばったりで行動するのではなく、仮説を立ててそれを検証しながら動くと言うことです。
仮説を立てて行動する。立てた仮説が違うようなら新たな仮説を試してみる。
その過程で必要になったら情報収集を行っていくのです。
情報収集が先ではありません。仮説があって行動して初めて情報収集の必要が生まれます
情報収集に時間をとられていたら結局仕事が遅い人になってしまいます
仕事が早い人は試し続けているから仕事も早く終わるのです。
ポイント:動きながら試す。答えは動いた先にある。
この手の仕事を始めようとすると一気に不安になり、最初の1歩が踏み出せなくなる人がいます。
これこそが仕事の遅い人の陥る罠です。
なぜなら、動いてみないと本当に大切なポイントはわからないからです。
動きながら間違っているところは修正していけばいい、むしろ動くことで本当に大切なポイントが見えてきます。
だから本当の課題や問題点を見つけるためにもまず動くことが大切なのです。
ここでポイントが1つあります。
それは「動きながら試す」こと。
考えなしに行き当たりばったりで行動するのではなく、仮説を立ててそれを検証しながら動くと言うことです。
仮説を立てて行動する。立てた仮説が違うようなら新たな仮説を試してみる。
その過程で必要になったら情報収集を行っていくのです。
情報収集が先ではありません。仮説があって行動して初めて情報収集の必要が生まれます
情報収集に時間をとられていたら結局仕事が遅い人になってしまいます
仕事が早い人は試し続けているから仕事も早く終わるのです。
ポイント:動きながら試す。答えは動いた先にある。
4、すべての仕事を「細分化」せよ
先延ばししたくなる難しい仕事を簡単な仕事に変える方法があります。その方法とは仕事を「細分化」することです。例えば、経理部門で1番大変な仕事と言えば決算です。 決算はやることが多く、厄介な仕事です。 だからなかなか取り掛からず、結局ギリギリに仕事を始めて最悪申告ミスなんてことになりかねません ではどうすれば良いでしょうか?
仕事を「細分化」するのです。
決算の業務を次のように細分化してみましょう。
①昨年の決算書のコピー
②現金のチェック
③銀行に残高証明書を取りに行く
④受取手形のチェック
⑤支払い手形のチェック
(以下細分化した業務が続く)
このように細分化することで「去年の決算書のコピーぐらいはしておくか」とコピーを取り、手が空いている人に現金のチェックを任せる。
…といった形で厄介な仕事を一歩一歩前に進めていくのです。
著者の石川さんはこの仕事術を「アイスピック仕事術」と名づけました。
大きな氷の塊をアイスピックで砕くことで、小さな氷に細分化していくのです。
アイスピックで細かな氷に砕いてしまえば、大きな氷の塊のままより何倍も溶けるのが早くなります。
仕事も同じで細分化すればするほど簡単に片付くのです。
ポイント:巨大な氷山も砕いてしまえば単なる氷のカケラ
5、他人の時間を上手に使う「任せ方」
1つご紹介したい言葉があります。「自分の時間は買えないけれど他人の時間は買える」
すべての人間にとって1日は24時間と決まっています。
どんなお金持ちでも時間はお金で買えません。
しかし、それは自分の時間の話。
他人の時間であれば正当な成果と報酬を示し、代わりにやってもらうという選択肢が生まれるのです。
これが「任せること」の本質です。
イギリスのある大学の調査によれば、事務系の職場の上司は部下でもできる仕事の41%を自分で抱え込んでしまっているそうです。
生産性が高いと言われるイギリスでさえそうなのです。
先進国の中で最も生産性の低いわが国の上司なら41%どころか、もっと多くの部下でもできる仕事を自分でやってしまっているはずです。
これは決して「人に仕事を押し付ける」と言う意味ではありません。
大切なのは任せた相手にも正当の「成果」と「報酬」があること、つまりwin-winの関係が成立していることです。
時間が足りないと嘆いている方は「誰かに任せられないか」と考えるようにしてみてください。
ポイント:「任せる」コツを押さえていれば仕事は無限に速くなる。
6、仕事は「時給」で考える
例えばこんな話があります。「隣町のスーパーの大根が50円安かったら、わざわざ買いに行ったのよ。私って賢い主婦よね。半日がかりで電車賃は往復400円かかったけど」
もちろんこれは笑い話ですが、あながち笑ってばかりもいられません。
仕事をしていると、目先の利益を追い求めるあまり、長期的に見て損をしたり、時間を失ったりすることがよくあるからです。
だからいつも「費用対効果」を考えるように意識するのです。
方法の1つとして「時給」で考えることをお勧めします。
総支給額を出社日数で割って、さらに1日の勤務時間で割ると求められます。
例えばA社員が年収500万円で250日出社し、1日8時間労働なら500万円÷( 250日× 8時間)= 2500円ですから時給は2500円です。
こう考えるとある仕事に時間をかけるくらいなら外部の人に任せよう、もしくはそもそもやらなくていいと言う選択肢も生まれるのです。
ポイント:費用対効果は時給で考えると「損か得か」わかりやすい。
7、やらないことを決める
先ほど費用対効果についてお話しましたが、最高の費用対効果を得られる方法があります。それは「やらない」と言う選択です。
やらないことを決めるのは究極のスピード仕事術なのです。
著者の石川さんがかつて仕事をしていた建設会社では書類を会計ソフトで出力したあと、わざわざエクセルに打ち直してカラーで出力して役員に回覧していました。
転職してきた石川さんは「なんて無駄な作業をしているんだ」と思いましたが、半年後にその業務の担当になった時に会計ソフトから出力した書類をそのまま役員に回覧しました。
それから何ヶ月経っても文句を言ってくる人は一人もいなかったそうです。
その後、よく話を聞くと以前事務員が時間を持て余していた時代にはじめた慣習が今も残っていただけでした。
つまりやらなくてもいい業務ということです。
現代経営学の父、ピーター・ドラッカーも「必要のない仕事をやめれば生産性が上がる」と説いています。
しかし、最初から無駄だと思って行動している人はいません。
無駄だということに気づかないから続けているのです。
ポイント:「やらないこと」を見つけるのが最も賢い時間術。
「仕事が速い人の7つの原則」のまとめ
最後に「仕事が速い人の7つの原則」についてのまとめです。1、あらゆることに「期限」を決めろこの7つの原則を抑えて仕事を早く終わらせるビジネスパーソンになりましょう! ということで、いかがでしたでしょうか? 残業が多くて仕事が大変という方も多いと思いますが、参考になれば嬉しいです。 ご感想などありましたらコメントをいただけるとモチベーションが上がるので助かります。 これからもみなさんに役立つ記事を書きたいと思っていますのでよろしくお願いします! ▽仕事が速い人はこれしかやらない
2、仕事が速い人は「5秒」で動く
3、「動きながら考える力」を持つ
4、すべての仕事を「細分化」せよ
5、他人の時間を上手に使う「任せ方」
6、仕事は「時給」で考える
7、やらないことを決める
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