【書評・要約】チーズはどこへ消えた?〜おとぎ話のような内容でも学びが多い!ビジネスマン必読の一冊〜

チーズはどこへ消えた

読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!

今回は「チーズはどこへ消えた?」の要約&書評を紹介します。

幸せというチーズを探す2人の小人と2匹のネズミのお話。いつもあると思っていたチーズが突然なくなります。

その時、性格の異なる小人とネズミはどんな行動を取るのか……?

コロナ禍の今、おすすめの一冊として紹介されていたのがこの「チーズはどこへ消えた?」です。

私は過去に読んだことがありましたが、今回改めて読み直してみるとまさに今の状況にピッタリな内容です!

当たり前と思っていたものが突然なくなった時、あなたどうしますか?

この本を読むといろいろと考えさせられるものがありますね。

時代の変化に対応するメンタルを身に着けたいビジネスマン必見の一冊です。

▽チーズはどこへ消えた?

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チーズはどこへ消えた?の概要

この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生に おいて私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは 、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。
しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに 旅立つ決心を…。

IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。
単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。
905円でアナタの人生は確実に変わる!
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チーズはどこへ消えた?の要約

チーズはどこへ消えた?の要約ポイントは以下の3つです。

1. 幸せというチーズを探す2人の小人と2匹のネズミの物語
2. 突然幸せを失った時、どう行動するか?
3. 変化は起きる。変化を楽しむ。

それでは一つづつ解説していきます。

幸せというチーズを探す2人の小人と2匹のネズミの物語

「チーズはどこへ消えた?」は、ある迷路で起こった出来事をめぐる物語で、登場人物は「チーズ」を探し求める二匹のネズミ(スニッフとスカリー)と二人の小人(ヘムとホー)。

このチーズは私たちが人生で求めるもの、つまり仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安、さらにはジョギングやゴルフでも良いのだが、そういうものを象徴している。

私たちは皆、自分にとってのチーズを心に抱いており、それが手に入れば幸せになれると信じて追い求める。

手に入るとそれに執着し、なくしたり奪われたりすると大きなショックを受けかねない。

また「迷路」はチーズを追い求める場所を表しており、会社や地域社会かもしれないし家庭かもしれない。

このチーズの物語は世界中で読まれるだろうし、のちのち人々に大きな影響与えたことがわかるだろう。

あなたが信じようと信じまいと、このささやかな物語には仕事や結婚生活、暮らしを守る力があるのだ。

幸せを突然失った時、どう行動するか?

ある朝、行ってみるとチーズがなくなっていた。

二匹のネズミは驚かなかった。置いてあるチーズが毎日だんだん少なくなっているのに気づいていたので、いずれなくなるだろうと覚悟していたし、どうすればいいかは本能でわかっていたのだ。

彼らは顔を見合わせると、1つに結んで首にかけていたランニングシューズを取り、履いて紐を結んだ。ネズミたちは事態を詳しく分析したりはしなかった。彼らにとっては問題も答えもはっきりしていた。

チーズステーションCの状況が変わったのだ。

だから自分たちも変わることにした。

2匹は迷路を見渡した。それからスニッフが鼻をあげて匂いをかぎ、うなずいてみせると、スカリーは走り出した。スニッフも急いであとを追った。

新しいチーズを探しに出かけたのである。

同じ日、ヘムとホーはのんびりとチーズステーションCにやってきた。

2人は毎日小さな変化が起きていることに注意を払わなかったから、いつも通りチーズがあるものと思っていた。

二人には青天の霹靂だった。

「なんてことだ!チーズがないじゃないか」ヘムは叫んだ。

「チーズがないじゃないか。チーズがないぞ」そう言えばチーズが戻ってくるとでも思っているのか、大声でわめいた。

「チーズはどこへ消えた?」彼は声を上げた。

やがて腰に手を当てると、顔を紅潮させ、声を張り上げて叫んだ。

「こんなことがあっていいわけはない!」

ホーは信じられないというふうに、ただ頭を振るだけだった。彼もチーズがあるものと思い込んでいたのだ。

ショックで凍りついたまま、彼は立ち尽くしていた。こんなことになるとは思ってもいなかった。

ヘムが何かわめいていたが、ホーは耳をふさぎたかった。事態をどうにかしようという気にもなれず、すべてに目をふさぎたかった。

変化は起きる。変化を楽しむ。

ホーは自分が学んだ事はよく検討し、チーズステーションNの1番広い壁にその要点を書きつけた。

そして、それを囲むように大きなチーズを描くと、にっこりした。

・変化は起きる…チーズはつねにもっていかれ、消える
・変化を予期せよ…チーズが消えることに備えよ
・変化を探知せよ…つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく
・変化に素早く適応せよ…古いチーズを早く諦めればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる
・変わろう…チーズと一緒に前進しよう
・変化を楽しもう…冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう
・進んで素早く変わり再びそれを楽しもう…チーズはつねにもっていかれる

ホーはヘムと一緒にチーズステーションCにいた時から見るとずいぶん遠くまで来たものだと思った。

だが、安心しきっていると簡単に事態が悪化することもわかっていた。

毎日、チーズステーションNを点検し、自分のチーズの状態を確認した。

予期せぬ変化に驚くことがないよう、できる事は何でもするつもりだ。

チーズはまだたくさんあったが、ホーはしばしば迷路に出て行き、新しいエリアを探索して常に周囲で起きていることに注意していた。

どんな選択肢があるか知っていたほうが、居心地が良い自分の居場所に閉じこもっているより安全だと分かっていたからだ。

チーズはどこへ消えた?の書評

「チーズはどこへ消えた?」はとある迷路でチーズを探す2人の小人と2匹のネズミの物語です。

チーズは幸せの象徴して描かれ、それが突然失われた時、それぞれ性格の違う小人とネズミの行動から多くの学びが得られます。

誰しも小人やネズミの誰かに共感します。

この本は全世界で売れた本ですが、誰でも共感できる物語であることがその理由の1つですね。

さらに売れた理由として、ページ数が少なくて普段本を読まない人でも読みやすい点もあります。

小学生高学年くらであれば無理なく読める内容です。

実際に読んでみると、コロナ禍の今の時代だからこを読みたい本だと思います。

当たり前と思っていたことが突然失われてしまうのは実感できますね。

ビジネスマンや学生におすすめの本です。

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