今回は「医師がすすめる少食ライフ」という本の中から「健康になるファスティングのやり方」をご紹介します!
▽医師がすすめる少食ライフ
医師がすすめる少食ライフの概要
◎空腹の次のテーマとして注目されている「少食」――何をどれくらい食べるのか?
人生100年時代において、「食べる」ことが根本的に問われている。ここ数年流行しているのは、むしろ「食べない」ことであり、「空腹」「断食」「ファスティング」「デトックス」などのテーマが人気となった。ただし、「食べない」ことが常態化できるわけではなく、むしろ「何を、どの程度食べるのか?」は、大きなテーマになってきている。
一般的にはPFCバランスなどと呼ばれているが、この中身を吟味しながら食べるというのは不自然であり、実行しづらいことである。
本書では、心身を整えることからはじまって、デトックスの実際、食事法のコツなどを提示。「少食ライフ」がなぜいいのか? 最新の研究論文にもとづき、わかりやすく解説している。
(Amazonより)
1、ファスティングとは?
ファスティングとは一言で言うと「断食」です。断食をすると体重が減るだけでなく、緊張状態が緩和され心拍数や血圧が低下します。
副交感神経が働くのでストレスにも強くなります。
食事をしない時間を長くすることによって、腸内環境を改善する効果もあります。
糖尿病の持病がある人や、インスリン治療を受けている人は担当医の許可なくファスティングを行ってはいけません。
通常摂取するカロリーに合わせて薬の投与量が決められているので、低血糖症(ていけっとうしょう)のリスクがあるからです。
ここからは具体的に本書で紹介されているファスティングのやり方を説明していきます。
2、ボーンブロスファスティングから始める
「ボーンブロス」とは牛や鶏、魚の骨など、動物の骨からとったスープです。軟骨や筋なども一緒に煮込むので、コラーゲンやゼラチン、グルタミンなどのアミノ酸を豊富に含んでいます。
量の制限はなく、味付けを変えながら好きな時に好きなだけ飲んで大丈夫です。
ボーンブロスファスティングの目的は栄養不足にならずに糖質を断つことです。
ファスティングを始めたころは糖質を減らすと体が禁断症状を起こし、糖質が欲しくなります。
5日程度で落ち着くのですが、ボーンブロスファスティングは4日間行うので、あと1日少量の糖質で生活すれば禁断症状を乗り超えることができます。
3、間欠的ファスティングの習慣を身につける
4日間のボーンブロスファスティングが終わったら、「間欠的ファスティング」を行います。「間欠的ファスティング」は簡単に言うと、「空腹時間を作る」と言うことです。
目標は1日のうちに16時間食べない時間を作り、8時間の間に食事をします。
食べない時間は水分をしっかり取りましょう。
食事は和食+ちょっとした洋食を基本とし、たんぱく質を取りすぎないようにします。
ハードルが高い人は最初の1〜2週間は食べない時間を12時間にします。
12時間に慣れたら14時間、16時間…と、少しづつ伸ばしていきます。 これを1ヶ月続けると習慣となり、体調の劇的な変化を感じることができます。
医師がすすめる少食ライフのまとめ
最後にまとめです。健康になるファスティングのやり方
1、ファスティングは「断食」
2、ボーンブロスファスティングから始める
3、間欠的ファスティングの習慣を身につける
それではまた!
▽医師がすすめる少食ライフ
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