ゆーぽん(@jiyucho33)です!
私は仕事柄、経営者の方とお話する機会が多いのですが、「武士道は読んでおいた方がいいよ!」とよく言われます。
武士道は日本人らしさを改めて考えるきっかけになるので、海外で活躍する人や企業のトップでファンもいるそうです。
読んだ方がいいと思うのですが、古い印象でとっつきにくいんですよね…。
そこで今回は「武士道がわかるおすすめ本まとめ5選」についてご紹介します!
最近ではマンガ版や子供向けにわかりやすく書かれた本もあるので、手に取りやすいものから読むと良いでしょう。
武士道がわかるおすすめ本の選び方ガイド
- 原書に近い言葉遣いで読みたい→武士道(岩波文庫)
現代語訳で読みたい→いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道
サクッと短い時間で読みたい→武士道(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)
文章が苦手でマンガや図解で理解したい→武士道(まんがで読破)
子供に読ませたい→こども武士道
武士道(岩波文庫)
日本独特の思想「武士道」の考察。読めば即理解できる内容でなく、再読は必至か。
西洋古典からの引用が多く、日本人/男性優位の論調は否めず。当事者(=武士)が皆無ゆえ共感し難いが、彼らの生き様や武士道の下の道徳観の分析は興味深い。武士道は未だ健在か。 pic.twitter.com/w94qTleYtF— ポレポレ (@k_21qp5) March 2, 2020
推薦者:川村 隆氏(株式会社日立製作所 相談役)
古典というものはいいものだ。諸行無常の歴史を経て生き残っているものには、昨今のビジネス書などからは得難い重厚さがある。「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である」。
こう述べる新渡戸(1862―1933)は、武士道の淵源・特質、民衆への感化を考察し、武士道がいかにして日本の精神的土壌に開花結実したかを説き明かす。
「太平洋の懸橋」たらんと志した人にふさわしく、その論議は常に世界的コンテクストの中で展開される。
(Amazonより)
武士道(岩波文庫)のおすすめポイント
まずは外してはいけない岩波文庫版の武士道。
初版は1938年で、一番オリジナルに近い内容です。
文章が古いのですが、その分言葉に重みが感じられます。
読み慣れていない方はハードルが高いので、他の本を選びましょう。
▽武士道(岩波文庫)
いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道(PHP文庫)
2019年6月8日に読了!
2019年185冊目。
『いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道』(新渡戸稲造/著、岬龍一郎/訳)
新渡戸稲造の著書『武士道』を読みやすいよう現代語に訳した本。
日本人の倫理観や道徳観を考える上で読むべき本の一つだと思います。#読書記録 #古典 pic.twitter.com/24mWBhiQLD— 野見山ともたか 「声もいい男」研修講師 (@nomitomo) June 8, 2019
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。武士道もそのひとつである。
それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。
▼当時の日本は、まさに文明開化の真っ只中であった。怒涛の如く押し寄せる西洋の新しい価値観によって、社会全体がことごとく西洋化していった。その変わりゆく姿を見て、新渡戸稲造は「日本人とはなにか」を問い直そうと考え始めた。そして彼は失われゆく日本の伝統精神を振り返ったとき、「武士道」こそが、日本人の精神的支柱であり、それを世界に広く紹介することが日本のためになると考えた。
▼本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。今こそ私たちはもう一度「日本人とはなにか」を問い直す時期にきているのではないか。倫理観・道徳観を改めて考えることができる格好の書。
(Amazonより)
いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道のおすすめポイント
現代語訳なので、岩波文庫版の武士道と比べると読みやすいです。
本を読み慣れているけど、古い言葉遣いが苦手な方はこの本をおすすめします。
▽いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道
武士道(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)
八重洲ブックセンター 八重洲本店で、致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著」全巻のフェアが行なわれているそうです!私が現代語訳した本、『武士道』『茶の本』『風姿花伝』『啓発録』『努力論』と5冊ありますが、やはり武士道の1位が個人的には嬉しいかも。ぜひ寄ってみてください! pic.twitter.com/pS4dCpZe5z
— 夏川賀央 (@natsukawagao) February 10, 2020
いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ(全6巻)
日本人の精神を養ってきた名著の数々をわかりやすい現代語訳で読めるシリーズ本です。
■全文をとことん読みやすくしました!
■中高生にも読める現代語訳
■本の帯に読了目安時間が記載!
■巻末には翻訳者による解説も付記
日本人の精神を養ってきた名著の数々をわかりやすい現代語訳で読むシリーズ。世界的ベストセラー『武士道』が158分で読める。
(Amazonより)
武士道(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)のおすすめポイント
PHP文庫よりもさらに読みやすくなった「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」の武士道。
私は158分で読めるという帯に惹かれて購入しました。
この本を読んで、さらに深堀りしたい時に先に紹介した2冊に進むのも良いでしょう。
「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」はどれも読みやすく、忙しい時でも読めるので助かっています。
▽武士道(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)
武士道(まんがで読破)
おすすめの本の紹介:『武士道 ─まんがで読破─』(新渡戸稲造, バラエティ・アートワークス 著)
諸外国はキリスト教として根っこができる。
日本人の根っこである武士道はそれよりも流動性が高い。
それでも私は武士道を根っこに持った日本人は素晴らしいと思う。 pic.twitter.com/JtXuZjVjw9— シクラミーニ@スキマプログラマ ガチウェット研究者がコードを書く (@ciclamini_com) February 21, 2019
世界が評価した日本人の魂!
「太平洋の架け橋」として、その使命に殉じた国際人・新渡戸稲造が、日本の倫理観を英文で紹介した「武士道(Bushido:The Soul of Japan)」は、当時の米国大統領ルーズベルトなど世界の知識人から評価され、海外におけるサムライのイメージを決定づけた。
「義・勇・仁・礼・誠・忠・名誉」……日本が世界に誇る精神を著した名著を漫画化!
(Amazonより)
武士道(まんがで読破)のおすすめポイント
文章を読むのが苦手という方は「まんがで読破」シリーズの武士道から入るのがおすすめ。
ストーリーで読みすすめることができるので理解しやすいです。
Kindle Unlimitedで読めるのも嬉しいポイント。
「まんがで読破」シリーズもどれも読みやすいので入り口としておすすめですね。
▽武士道(まんがで読破)
こども武士道
こども武士道。
大人も結構為になる。 pic.twitter.com/47P3oMbiXL— ふわ こういちろう (@fuwa414) February 6, 2018
新渡戸稲造の『武士道』を、はじめてこども向けに超訳!
名著のエッセンスが、24のことばでわかります!人気シリーズ第5弾です。
日経、プレジデント、週刊ダイヤモンド等で紹介!困難にくじけないで強く生きるための『武士道』をこども向けに超訳!!
(Amazonより)
こども武士道のおすすめポイント
「こども武士道」はその名の通り子供向けに作られた本です。
短い文章やイラストがわかりやすく、子供でもすぐに読めます。
子供向けの本として作られた武士道ですが、大人が読んでも得るものがありますね。
▽こども武士道
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