読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!
今回は「アウトプット大全」の要約&書評を紹介します。
私は本を読む(インプット)のは好きですが、それで知識を得ただけで満足していました。
しかし、それを仕事や人生で生かさないと意味がないですよね。
もっとアウトプットを増やさないといけないと思い、話題になっていた「アウトプット大全」を読みました。
約80個の具体的なアウトプットの方法について書かれており、どれも参考になります。
量が多いので全て実行するのは難しいですが、自分がやりやすいものから真似をするだけでアウトプット量を増やすことができます。
私はTwitterで読んだ本の要約や感想をアウトプットするようになりました。
頭の中が整理されるだけでなく、フォロワーが増えたりリプライをもらえるようになり、今ではアウトプットを楽しんでできるようになりました。
知識や情報を得ただけで満足している人におすすめの本です。
▽アウトプット大全
アウトプット大全の概要
発行部数55万部突破! Amazonビジネス実用カテゴリー1位!
説明・アイデア・雑談・交渉など……すべての能力が最大化する。日本一情報を発信する精神科医が贈る、脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方
「メルマガ、毎日発行13年」「Facebook、毎日更新8年」
「YouTube、毎日更新5年」「毎日3時間以上の執筆11年」
「年2~3冊の出版、10年連続」「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」
……日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑が圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。
(Amazonより)
アウトプット大全の要約
アウトプット大全の要約ポイントは以下の3つです。
2. アウトプット6つのメリット
3. 具体的なアウトプットは「話す」「書く」「行動する」
それでは一つづつ解説していきます。
できる人ほどアウトプットを重視している
断言しましょう。
圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しています。
知識を詰め込むインプットの学びだけでは現実は変わりません。
インプットをしたら、その知識をアウトプットする。実際に、 知識を「使う」ことで脳は「重要な情報」ととらえ、初めて長期記憶として保存し、現実に活かすことができます。
これが脳科学の法則です。
脳の基本的な仕組みを知らないことで、人生の貴重な時間を失っている。計り知れない損失をこうむっているのです。
「小、中学校の頃は、教科書を読むだけで内容を記憶できた!」 という人もいるでしょう。
スポンジが水を吸い込むように記憶し、 経験として蓄積できるのはせいぜい20歳まで。
20歳を超えると、神経ネットワークの爆発的成長は終了します。
アウトプット中心の学びに切り替えないと、まったく記憶に残らないし、経験値として積み上がりません。
私の調査では、約9割のビジネスマンは、インプット中心の学び方や働き方をしています。
つまり、効率が非常に悪い。
9割の人たちは、大切な時間とお金を無駄にしているのです。
「アウトプットが下手」という、ただそれだけの理由で。
アウトプット6つのメリット
アウトプットをすることで、実際にどのようなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは、「アウトプットを頑張ろう!」という気持ちが湧くような、メリットを紹介していきます。
1. 記憶に残る
2. 行動が変わる
3. 現実が変わる
4. 自己成長する
5. 楽しい
6. 圧倒的な結果が出る
(1) 記憶に残る
人は、インプットされただけの情報は忘れてしまいます。
しかし、アウトプットをすることで、脳はそれを「使われた情報」「重要な情報」と判断するので記憶に残ります。
(2) 行動が変わる
アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」です。アウトプットはすべて「運動」であり「行動」です。
アウトプット後にフィードバックをすることで、あなたの行動はよりいい方向へレベルアップしていきます。
(3) 現実が変わる
自分の行動が変わると、周囲の人たちにさまざまな影響があらわれて、現実が変わります。
仕事がより効率的になったり人間関係が円滑になったり、現実世界がボジティブな方向に動き出します。
(4) 自己成長する
アウトプット、フィードバックを繰り返すことで自己成長できます。
このサイクルをとにかく繰り返すことで、あなたは確実に自己成長の階段を上っていきます。
(5) 楽しい
ここまでくると、アウトプットが楽しくてしょうがないはずです。
ポジティブなアウトプットをすると人から評価されます。ほめられます。
だから、もっとアウトプットをしたくなります。アウトプットのモチベーションもガンガン上がります。
(6) 圧倒的な結果が出る
自己成長が進み、現実がどんどんいい方向に変化していきます。
職場での評価が上がり、大きな仕事を任せられるようになり、昇給・昇進します。
人間関係が円滑になり、職場の仕事がやりやすくなります。
恋人やパートナーができる。さまざまなポジティブな結果が連鎖的に起こり、あなたの人生は楽しく、豊かなものへと変わる。
アウトプットをすることで、圧倒的な結果が出るのです。
具体的なアウトプットは「話す」「書く」「行動する」
ここからは具体的なアウトプット例として「話す」「書く」「行動する」から代表的なものをご紹介します。
【話す】
・話す
アウトプットが苦手という人はまずは「話す」ということから始めましょう。
読んだこと、聞いたこと、自分が体験したこと。それについて、第三者に話ししてみましょう。
脳内にある情報、あたなの考え、思考、想いなどが、言語化されて外界へ吐き出される。
ただ「感想を話す」だけで、脳は活性化し、記憶の増強、定着にも大きく貢献します。
・説明する
説明によって「意味記憶」が「エピソード記憶」に変換されるので、圧倒的に記憶に残りやすくなります。
「意味記憶」というのは、英単語「apple=りんご」の組み合わせのように、関連の薄い組み合わせのこと。
「エピソード記憶」というのは、過去にあった出来事や体験、つまり物語、ストーリーとしての記憶です。
「意味記憶」は覚えづらく忘れやすい、「エピソード記憶」は覚えやすく忘れにくいという特徴があります。
説明することで、相手の理解も深まり、相手の記憶に定着するだけでなく、説明した自分の記憶にも圧倒的に定着しやすくなります。
【書く】
・書く
「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促します。
それは書くことで脳幹網様体賦活系(RAS)が刺激されるからです。
RASとは、脳幹から大脳全体に向かう神経の束。神経のネットワークです。
RASを刺激する最も簡単な方法が「書く」ということ。
注意がそこに集まり、脳が活性化する。結果として、記憶力や学習能力が高まります。
・早く文章を書く
文章についての悩みで多いのは「文章を書くのに時間がかかります」というもの。
文章を早く書くコツは2つ。
1つ目は「時間を決めて書く」。
締め切りを決めて一気に集中して書くことで、文章のスピードと文章のクオリティの両方がアップします。
2つ目は「構成を決めてから書く」。
文章を書き始める前に、どんな文章を書こうか構成を決めてから書き始めれば、頭の中でイメージが固まっているので、怒涛の勢いで一心不乱に文章を書き進めることができます。
【行動する】
・行動する
「気づき」を得て「TO DO(すべきこと)」がわかったら、その「TO DO」を始め、そして続けていく。
「行動する」ことなしに、自己成長は絶対にできません。
・続ける
ビジネスにおける究極の成功法則をひとつ挙げるとしたら、それは「続ける」ことです。
とにかく、続けないと結果は出ません。
「続ける」ための5つの極意を教えます。
- 今日やることだけを考える
- 楽しみながら実行する
- 目標を細分化する
- 結果を記録する
- 結果が出たらご褒美をあげる
アウトプット大全の書評
私は本を読む(=インプット)は好きですが、アウトプットは苦手でした。
私の様にインプットばかりをして成長している気がする人は多いのではないかと思います。
泳ぎ方の本を読んでも泳げるようにはならないし、自転車の乗り方の本を読んでも自転車に乗れるようにはなりません。
実際に行動に移さないと意味がないですね。
インプットばかりしても使えるスキルになっていないと気づき、この本を読みました。
実際に読んでみると、どれも具体的なアウトプット方法が書かれているので真似がしやすいです。
数がかなり多いですが、やりやすいものから行いましょう。
この本を参考に私はTwitterで読んだ本の感想や要約をアウトプットできるようになりました。
アウトプットをするとフォロワーが増えたり反応がもらえたりして楽しいですね。
いつも情報や知識を得ているだけで結果が出ないという人におすすめの一冊です。
▽アウトプット大全
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