ゆーぽん(@jiyucho33)です!
みなさんは「ゲーム理論」という言葉を聞いたことがありますか?
「ゲーム理論」とは“利害関係を持つ相手とのやりとりの中で、最も良い判断をする思考法”であり、ビジネスをする上でとても役に立つ考え方です。
経営者はもちろん、営業をやっているサラリーマン、個人事業主やフリーランスにもおすすめ。
それでは「ゲーム理論がわかるおすすめ本5選!」をご紹介します!
ゲーム理論とは?
「ゲーム理論とは最も良い選択をするための思考法」
ゲーム理論とは「利害関係を持つ相手がいる状況で、自分と相手の利益を考え、最適な行動を決める」ための思考法です。
例えば交渉の場で、自分が得をする提案をしても、相手に利益がなければ成立する可能性は低いでしょう。逆に、相手だけが得をするような内容も、こちらは容認できません。
関係者全員にとって最も良い選択は何かを数学的に導き出すのが「ゲーム理論」です。元々は経済学の分野で使われていましたが、最近は経営、政治、軍事などあらゆる分野で応用されています。
ゲーム理論の基礎を築いたのは、「ジョン・フォン・ノイマン」というアメリカの数学者で、彼は数学だけではなく経済・物理学・気象学・計算機科学など様々な分野で成果を上げています。ノイマンが発表した「ゲーム理論」の論文により、今まで不可能と思われていた「人間の意思決定が相互に影響をあたえることを数学的に展開できる形」にすることに成功しました。
その後、経済学者のオスカー・モルゲンンシュテルンと共同で『ゲームの理論と経済行動』を1944年に出版しました。この書籍をきっかけにゲーム理論が確立、普及していきます。
(ferretより)
それではここからはゲーム理論についてより理解できる本をご紹介します!
マンガでわかるゲーム理論
マンガでわかる ゲーム理論 (サイエンス・アイ新書)
政治学の授業でゲーム理論が扱われたので、読み直してみました。日頃の選択行為を論理的に理由付けされた気分でした。笑 ただ、イラストはありましたが、ほとんど普通の本です。(横書き。笑 pic.twitter.com/rDrMoqFaV8
— iRONY (@ccc_bks97) May 10, 2015
日本でいちばんやさしいゲーム理論入門本
ゲーム理論はよく経済と結びついて語られますが、実際には国際問題から会社・学校の問題、就活や婚活、ご近所問題に家庭円満の秘訣など、さまざまな問題の構造を理解するのに役立ち、解決の糸口を見いだしてくれます。
本書では具体的な例を挙げながら、ゲーム理論の基本的構造やゲームの解き方をマンガでわかりやすく解説していきます。
(Amazonより)
マンガでわかるゲーム理論のおすすめポイント
最初におすすめしたいのは「マンガでわかるゲーム理論」です。
このシリーズはページ数が少なく、全ページがカラー印刷でわかりやすいですね。
ゆるいイラストがあり堅苦しくないので、ざっくり知りたい人におすすめです。
▽マンガでわかるゲーム理論
マンガでやさしくわかるゲーム理論
ゲーム理論は、様々な社会問題の解決方法を探るために多くの研究者に用いられていますが、その思考法は、ビジネスにおいても大いに役立つものです。複雑に見える問題であっても、「ゲーム」として俯瞰して考えることで、より明確に本質を捉えることができるようになるためです。
本書では、「囚人のジレンマ」や「ナッシュ均衡」などといった、一見難解なゲーム理論の考え方を、寂れた温泉街を舞台としたストーリーを通して解説します。問題解決力を高め、戦略的な思考法が身につく1冊です。
(Amazonより)
マンガでやさしくわかるゲーム理論のおすすめポイント
「マンガでやさしくわかるゲーム理論」はストーリー仕立ての漫画でゲーム理論を学ぶことができます。
先に紹介した「マンガでわかるゲーム理論」と比べるとよりビジネス寄りの内容ですね。
温泉旅館を立て直すというストーリーなので、経営や仕事に活かしたいという方はより身近に感じることができると思います。
▽マンガでやさしくわかるゲーム理論
ビジュアル ゲーム理論
<日経文庫の新刊!>
#ゲーム理論 を学ぶならこの本から! 雑誌の特集競争などの事例を駆使して、基礎から実際にどう生かすかまでを80項目でていねいに解説。
日経文庫『ビジュアル ゲーム理論』
渡辺隆裕 著https://t.co/j4JYRQ6wWT— 日本経済新聞出版社 (@nikkeipub) April 29, 2019
ゲーム理論は、日常生活からビジネスまで幅広い分野での活用が可能。現在、ゲーム理論は経済学・経営学以外にも応用範囲を広げ、社会学・政治学・法学・生物学などの多くの分野に用いられています。
本書は、「一般の人が、電車の中でも読めて、しかも読み物で終わること無く、ビジネスや日常生活で使えるゲーム理論的技法を身につける」ことを目指した入門書。雑誌の特集競争、ビルの建て替え、投資競争、スポーツ戦略などの具体例も交えて解説するので、学生時代に経済学や数学と接点が無かった文系ビジネスパーソンでも簡単に理解できます。
本書は、定番テキスト『ゼミナールゲーム理論入門』(2008年刊)の著者が、入門の入門として執筆したロングセラーになった『図解雑学ゲーム理論』(ナツメ社、2004年刊)を全面的に改訂してビジュアルシリーズに収めるもの。
(Amazonより)
ビジュアル ゲーム理論のおすすめポイント
「ビジュアル ゲーム理論」は2019年に発売された比較的新しい本です。
この本もページ数も少なく、ざっくり理解したい方におすすめ。
文庫サイズなので電車内で読めるのも嬉しいですね。
▽ビジュアル ゲーム理論
世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書
「ゲーム理論を初歩から学びたい!」という方にオススメな本が
『世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書』です!
教科書と言うには情報が少ないかなとも思いましたが、ストーリー仕立てで登場人物の設定も面白いので楽しく読めます。
ゲーム理論についてもっと深く勉強しようと思える一冊でした📗 pic.twitter.com/iIsG8qFtzb— わーへり@読書×世界遺産 (@w_heritage_cpa) July 21, 2019
一般ビジネスマンにはなじみがないゲーム理論。この理論を知っていることにより、交渉や意思決定を有利にすすめることができるのです。
本書は、お菓子メーカーの女子を主人公にしたストーリーで、すらすら学べます!
(Amazonより)
世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書のおすすめポイント
この本もお菓子メーカーの女子が活躍するストーリー仕立ての本です。
ゲーム理論についての説明は少なめですが、ストーリーが面白い。
活字が苦手な方は先に「マンガでわかるゲーム理論」か「マンガでやさしくわかるゲーム理論」をおすすめします。
▽世界一わかりやすい「ゲーム理論」の教科書
ゲーム理論の思考法
44冊目「ゲーム理論の思考法」 ☆3
ゲーム理論を知らない人、サクっと復習したい人にオススメできる。知ってる人にとって特別目新しいことは書いてないけどとってもわかりやすい。最終章に書かれてるように、人間は常に合理的な行動を取るとは限らないので、行動経済学の本も合わせて読むといい感じ! pic.twitter.com/Og5Mi1I7c4
— 読書家 千夏 (@Chinatsu365) February 6, 2019
本書の目的は、ゲーム理論特有の「戦略的思考」を身につけることです。では、そもそも「ゲーム理論」とは何でしょうか?
ゲーム理論とは、「2人以上のプレイヤーの意思決定・行動を分析する理論」です。
この「プレイヤー」とは、人間だけではありません。企業、国家などさまざまな「意思決定を行なう主体」を指し、幅広い応用が可能です。
「上司と部下の人間関係」、「企業間での競争」、「政治のかけひき」。
ゲーム理論では、あらゆる問題をひとつの「ゲーム」ととらえます。
起こっている問題がどのような構造になっていて、どんなルールに支配されているかを考える際、その全体像を「ゲーム」と呼んでいるのです。本書は、「囚人のジレンマ」のような代表的なゲームを学びながら、こうした「戦略的思考」を身につけることができる1冊です。
※本書は2009年に小社から刊行された『ゲーム理論の思考法』を文庫収録にあたり、加筆修正したものです。
(Amazonより)
ゲーム理論の思考法のおすすめポイント
「ゲーム理論の思考法」も文庫サイズで持ち運びに便利な本です。
内容は例題や図解が多く、一つ一つ理解しながら進めることができます。
この本とは別にストーリー仕立てで理解できる本を合わせて読むと、より実践的な思考法として身に付きます。
▽ゲーム理論の思考法
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