今回は「医者が教える食事術 最強の強化書」という本の中から「肥満・老化・病気に効く食事術」をご紹介します!
▽医者が教える食事術 最強の強化書
医者が教える食事術の概要
◆TBSテレビ「金スマ」(5/18、6/22)で特集が2回も放送され話題沸騰!
あなたの常識、間違っています! 医者が教える「正しい食べ方」
◆太りたくない人、健康でいたい人が知っておくべき食の真実
生化学×最新医療データ×統計データから、俗説・自己流健康法にダマされず、
人体のメカニズムにそった正しい「食の知識」で自分を守れ!
生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、
本当に正しい68の食事法を1冊に網羅!
肥満・老化・病気・長寿・集中力・疲労…
「食の教養」は健康格差社会を生き抜く最強の武器だ!
医学的に正しい食事とは?
次から次へと現れるダイエット法や“最新”食事法。
それらは、人体のメカニズムを無視した食べ方だったり、
根拠のない俗説、自分が試して良かっただけの自己流健康法、
一部の効能の拡大解釈するエセエビデンス食事法も少なくありません。
では、いったい何が正しい食べ方なのでしょうか?
本書は、20 万人を超える臨床経験を持ち、最新の医療テータや医学論文に詳しい医学博士の著者が、
今の医学で正しいと言える「食の教養」をまとめた1冊。
(Amazonより)
1、肥満に効く食事術
1970年から世界各国で行われている疫学(えきがく)調査では、肥満はさまざまな病気のもととなり、寿命を縮めることがわかっています。
具体的にはBMI(肥満判定指数)が5%上昇するごとに、
心疾患(しんしっかん)系の死亡リスクが49%、呼吸器疾患の死亡リスクが38%、がんの死亡リスクが19%増加するそうです。
そこで、やせるためには「血糖値」に注意しましょう。
私たちの血液中にはブドウ糖が存在しますが、糖質をたくさん摂取すればブドウ糖が増えます。
増え過ぎたブドウ糖は膵臓(すいぞう)からインスリンが出て、グリコーゲンに変えて肝臓や筋肉の細胞に取り込みます。
しかし、グリコーゲンとして細胞に取り込める量には限界があり、
余ったブドウ糖は中性脂肪となり脂肪細胞に取り込まれます。
これが肥満の原因です。
確実に体重を落とすには1日の糖質摂取量を60g以下にするのが理想です。
体重を維持するためには男性で1日120g、女性で110g以下に抑えましょう。
2、老化に効く食事術
私達が生きるために絶対に必要なものが「ブドウ糖」と「酸素」です。しかしこのブドウ糖と酸素が老化の原因にもなっています。
ブドウ糖と酸素が結びつくことで、水と二酸化炭素とエネルギーが生産されます。
この時、ブドウ糖が原因の「糖化」、酸素が原因の「酸化」という老化の原因となる作用が起こります。
酸化は一言で言えば体が「錆びる」ということです。
皮を向いたリンゴを放置すると茶色に変色するのと同じで、酸素に触れることで酸化が起きています。
糖化は体が「焦げる」状態です。
イメージとしてはホットケーキがこげ茶色に焼かれた状態で、シミの原因になります。
糖化はブドウ糖がタンパク質や脂質と結合することで起こる劣化反応です。
この時、「AGE」(終末糖化産物)という悪い物質ができます。
このAGEこそがあらゆる老化現象の犯人だということがわかっています。
AGEを体内で作り出さないように、糖質の過剰摂取は避けましょう。
3、病気に効く食事術
私達の体には様々な病気を防ぐ「免疫力」が備わっています。しかし、間違った食生活を続けていると、どんどん免疫力が失われていきます。
特に「がん」は免疫力の低下によって起きる病気の典型です。
がんに限らず、糖尿病、心筋梗塞(しんきんこうそく)、脳卒中、アルツハイマー病など、あらゆる病気は免疫力の低下が関係しています。
リウマチや花粉症、アトピーは悪くない細胞を間違って攻撃して起こる病気で、免疫力が正しく働いていない状態と言えます。
免疫力の低下を防ぐには、食品添加物や人工甘味料など、不自然な物質が含まれている食べ物は避けましょう。
医者が教える食事術のまとめ
最後にまとめです。肥満・老化・病気に効く食事術
1、肥満に効く食事術は糖質摂取量をコントロールする
2、老化に効く食事術は糖質の過剰摂取をしない
3、病気に効く食事術は不自然な物質が含まれている食べ物は避ける
それではまた!
▽医者が教える食事術 最強の強化書
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