【要約・感想】内向型を強みにする〜内向型の人が自分を守る方法〜

内向型を強みにする
読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!

今回はマーティ・オルソン・レイニーさんの本「内向型を強みにする」から
「内向型とは何か?」や「内向型の人が自分を守る方法」についてご紹介します!


▽内向型を強みにする

こんな人におすすめ

この本は
・人が多い所に行くと疲れる
・外で活動するのは好きだが疲れやすい
・プレッシャーに弱い
こんな悩みをお持ちの方におすすめの内容になっています。

内向型を強みにするの概要

つきあい下手、考えすぎ、疲れやすい――
内向的なあなたが長所をいかして堂々と楽しく生きるコツ
世の中の75%は楽天的で活発な「外向型人間」だという。

残りの25%の「内向型人間」といえば、大勢の人が苦手、外に出ると疲れやすく、考え過ぎるタイプで、とかく肩身が狭くて、「なんとか自分を変えようと思いがちだ。

「外向型」と「内向型」がじつは生来の脳の回路の違いによる気質タイプの違いであることをご存じだろうか。エネルギーの取り組み方、刺激に対する反応、情報や経験に対するアプローチが最も大きなちがいだといわれる。

「外向型」は人と話したり外の活動からエネルギーを得、少しでも多く刺激を得たいと飛び回り、広く浅く経験を積み重ねていく。一方「内向型」はエネルギーをアイデアや感情などなかの世界から得て、静かに自分と向き合うことで充電し、深く経験することを好む。

このちがいと自分の特性がわかれば、今までのように自分を責めたり、別の人間になろうと思うことなく、ありのままで生きられるだろう。

パートナーや子供、同僚とどうつきあえばうまくいくかという具体的なアドバイスも豊富なので、「内向型」の人がラクに楽しく生きることに大いに役立つはずだ。
(Amazonより)

内向型を強みにするの要約

まずは今回の内容を一気にご紹介します!

1 内向型と外向型について
2 自己診断テスト(内向型or外向型か)
3 内向型の自分を守る方法
これらのポイントを抑えてラクに生きるヒントを理解していきましょう!
それでは一つづつ説明していきます!

内向型と外向型について

まずは内向型と外向型についてそれぞれの特徴をまとめてみました。

内向型の特徴
・自分のアイデアや感情など、中の世界からエネルギーを得る
・外からの刺激に弱く消耗する
・ひとりの時間が必要
・忍耐力、発想力、集中力、創造性がある

例えるなら内向型の人は充電バッテリー。
一人の時間や落ち着いた場所で休むことで充電されます。


外向型の特徴
・人、場所など、外の世界からエネルギーを得る
・のんびりしたり、ひとりで過ごすと刺激不足
・自分を外の世界へ表現する
・人混みも平気

例えるなら外向型の人はソーラーパネル。
外に出て人と関わることで充電されるのです。


注意していただきたいのは、
内向型も外向型もそれぞれの良さがあるので、
どちらが良いという話ではありません。


また、これは「生まれつきの気質」なので変えることはできません。
しかし、自分の気質を理解することで楽に生きるキッカケになります。


自己診断テスト

ここからはあなたが内向型か外向型かわかるテストを行います。
次のA、Bの2つのリストのうち、自分に近いと感じるのはどちらでしょうか? リストA
・自分1人か、2〜3人の親しい友だちといる方が好き
・楽しい事でも、外で何かしたあとは休みたい
・話をしたり、行動したりする前に考える事が多い
・人前やプレッシャーがかかった時に頭が真っ白になる
・急かされるのが好きではない

リストB
・物事の中心にいるのが好き
・大勢の知り合いや友達がいる
・初対面でも話をするのは楽しい
・活動のあとは興奮し、もっと何かしたいと思う
・前もって考えていなくても、話をしたり行動したりできる

どちらのリストの方が当てはまる項目が多かったでしょうか?

Aの場合は内向型、Bの場合は外向型に近いと言えます。

この本にはさらに詳しいテストがあるので、気になる方はぜひやってみてください。

内向型の自分を守る方法

先程の診断テストで内向型とわかったあなたは生きづらさを感じることが多いかもしれません。 そこで、ここからは「内向型の自分を守る方法」をお伝えします。

ポイントはペース、プライオリティ(優先順位)パラメーター(範囲)の「3つのP」です。

それでは一つづつ説明していきます。

ペース

1つ目はペースです。
内向型の人も自分なりのペースを持つことで、無理をせずに目標を達成することです。


昔話の「ウサギとカメ」を知っている人も多いと思います。 ウサギとカメが競争をし、ウサギはカメに負けるとは思わず道の途中で居眠りをしてしまします。 カメはその間にゆっくりと着実に進んでゴールするというお話です。

内向型の人もこのカメのように、自分のペースで進めばよいのです。

もし自分のペースを持たないとストレスで何もできなくなります。 そして不安や憂鬱になり、無気力になっていくのです。

自分のペースを理解するヒントをいくつかまとめました。

・集中力が高まるのは午前、午後、夜中のどれ?
・頭が疲れていると感じる時はどういう時?
・運動や体を使う作業をしたくなる時間帯は?
・人と過ごすのが一番楽しいと感じる時はいつ?

この質問に答えるだけで、ペースを掴むきっかけになります。 また、日記を付けるのもおすすめです。

毎日の気分の状態や、調子の良い時、悪い時を書くことで自分のペースが理解できるようになります。

そして自分のペースがわかったら、エネルギーのピークとなる時間を一番重要な仕事になるようにスケジュールを組み立てましょう。

プライオリティ(優先順位)

2つ目はプライオリティ(優先順位)についてです。

プライオリティ(優先順位)を設定すれば、
自分にとって価値のある目的は何かを考え、
それを達成するためにエネルギーを集中することができます。


私達は「毎日何を食べるのか?」という小さな事から、
仕事選び、配偶者選びなどの大きな事まで、
人生において決断しなければいけないことが山ほどあります。

内向型の人はエネルギーが多くないので、
何に集中するのかを決めなくてはいけません。

そこで、優先順位について考えるヒントをまとめました。

1 次の項目に対してそれぞれ自分の目標を書く
2 目標のなかから優先順位を決める

【項目】
・健康
・余暇
・家庭生活
・自己成長
・パートナーとの関係(結婚など)
・仕事
・創造性
・人付き合い
・精神面
・趣味
・その他

優先順位を決めたらそれに対してエネルギーを集中させることができるので、
不必要に消耗することがなくなります。

パラメーター(範囲)

3つ目はパラメーター(範囲)です。

パラメーター(範囲)とは自分が「できること」と「できないこと」の範囲を決めることです。

範囲を決めると無理をし過ぎることがなくなります。

例えば知り合いから誘われた時に、今日は無理だと思ったら、
「今は忙しいからまた別の日にしよう」と断ってもよいのです。

内向型の人が無理をしてストレスを強く感じると次のようになります。

・混乱して集中できなくなる
・行き詰まりを感じてやる気を失う
・被害者意識を持つ
・感情が制御不能になる
・内臓が痛み、神経質になる

こうならないように、内向型の人は上手な断り方を覚えておきましょう。

例えば
友達に誘われたら「今日のランチは無理だけど、来週お茶しない?」と言う。

上司に急ぎの書類作成を頼まれたら「書類の前半はできているので先に確認してもらますか?後半は明日出します。」と言うなど、上手な断り方を知っておくと、相手を傷付けずに自分を守ることができます。

内向型を強みにするのまとめ

最後に今回の内容についてのまとめです。

・内向型はひとりで休むことで回復する「充電バッテリー型」
 外向型は外に出て動くことで回復する「ソーラーパネル型」


・内向型の人が自分を守る方法として
 ペース、プライオリティ(優先順位)パラメーター(範囲)の「3つのP」を設定する


ということで、いかがでしたでしょうか?

ご感想などありましたらコメントをいただけると嬉しいです。

▽内向型を強みにする
仕事術
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jiyucho

フリーランスのデザイナー、ライター。
好きなもの:読書、音楽、映画、写真、文房具、カフェなど。
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