【書評・要約】岩田さん〜任天堂元社長の暖かくも厳しい仕事術〜

岩田さん

読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!

今回は元任天堂社長である岩田聡さんの言葉をまとめた本「岩田さん」を紹介します!

岩田さんはバルーンファイト、MOTHER2、大乱闘スマッシュブラザーズ、ニンテンドーDSやWiiなど、様々なヒット商品を生み出したヒットメーカー。

当然ゲーム業界では有名な方すが、僕もゲームが好きで、岩田さんの言葉や考え方が好きなので読みました。

もともと凄腕のプログラマーですが、チームや企業のリーダーとして手腕を発揮する能力もあり、とても刺激を受けますね!

ビジネス書として読んでも面白いですが、岩田さんの物語として読むのも楽しいです。最後はウルっとくるページもあり…。

人の活かし方、人間関係の作り方、困難にぶつかった時の乗り越え方など、特に社会人の方におすすめです。

▽岩田さん

岩田さんの評判

岩田さんのポイント

  1. 得意なことを見つけて、一緒に働く仲間に敬意を持つ。
  2. 好きか嫌いかではなく、合理的かどうかで判断し覚悟を決めて実行する。
  3. アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの。

岩田さんはこんな人におすすめ!

  • 仕事との向き合い方を知りたい人
  • 上司や部下との関係作りを学びたい人
  • 仕事の判断力を身に着けたい人
  • 困難にぶつかった時の乗り越え方を学びたい人

岩田さんってどんな人?

  • HAL研究所代表取締役社長就任。
  • 任天堂の代表取締役社長就任。
  • ニンテンドーDSやWiiといった革新的なハードをプロデュース。
  • 自信のテーマでもある「ゲーム人口の拡大」に努めた。
  • 携わった主なゲーム
    「ゴルフ」「バルーンファイト」「星のカービィ」「MOTHER2」「大乱闘スマッシュブラザーズ」「脳を鍛える大人のDSトレーニング」他。

岩田さんのリーダーシップ

自分たちが得意なこととは何か

自分たちは何が得意なんだっけ、ということを自覚した上で、「なには、なにより優先なのか」をはっきりさせること。順番をつけること。

それが経営だと私は思います。

自分たちが得意なこととはどういうことなのか。

自分たちがすごく苦労したと思ってないのに、妙に評価してもらえる時というのは、放っておいても、どんどん良い結果が出て、良い循環になって、どんどん力が出ていく状態。

それが自分たちに向いている得意なこと。

ボトルネックがどこなのかを見つける

仕事って必ず「ボトルネック」といわれる1番狭い場所ができてしまって、そこが全体を決めちゃうんですよね。

逆に、全体をどうにかしたかったら、ボトルネックがどこなのかを見つけて、まずそこを直さないといけません。

ボトルネックより太いところをいくら直したとしても、全体はちっとも変わらないんです。

人はとにかく手を動かしていた方が安心するので、ボトルネックの部分を見つける前に、目の前のことに取り組んで汗をかいてしまいがち。

そうではなく、1番問題になっている事はなにとか、自分にしかできない事はなにかと言うことが、ちゃんとわかってから行動していくべき。

自分以外の人に敬意を持てるかどうか

働くことって、1人じゃできないじゃないですか。必ず誰かとつながりますよね。

会社と言うのは、1人ではできないような大きな目的を達成するために、いろんな個性が集まって力を合わせていく仕組みとしてできたものです。

誰かとつながりながら何事かを成し遂げようとするとき、
自分以外の人たち、別の意思と価値観を持って動いている人たちに、「敬意を持てるかどうか」っていうのがすごく大事。

岩田さんの個性

それが合理的ならさっさと覚悟を決める

新しい何かにぶつかって、今までのやり方が通用しないようなところに進まざるを得なかったとき、私はまず、他に選択肢がないかを考えます。

自分がそうするよりも、もっと良い選択肢はないのか。

自分じゃない誰かがそれをやるとどうなるのか。

そして、好きか嫌いかではなく、「これは、自分でやるのが1番合理的だ」と思えたら覚悟はすぐに決まります。

ほかの誰かに「やれ」って言うよりは、自分がやったほうがいいなと思ったらやる。

その判断があるから覚悟が決まる。

どうせやらなきゃいけないなら、さっさと覚悟を決めて前向きに取り組んだほうがいい。

岩田さんが信じる人

アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの

「アイデアというのは、複数の問題を一気に解決するものである」

これは、ゲームを作ってる時に任天堂の宮本茂さんが言ったことで、宮本さんはゲームを作るときの1つの方法論とおっしゃってたんですけど、私はゲーム作りに限らず万能な考え方だと思うんですよね。

何かを作る時、「あちらを立てればこちらが立たず」と言う問題が常にある。

現実に何か商品を作ってるときには、「ひとつだけ困ったことがある」と言う恵まれた状態になることなんてまずなくて、あちこちに困ったことがいくつもある。

それは商品だけじゃなく、組織も対人関係にも言える。

ひとつだけ改善したとしても、全体を前進させることができない。

努力してひとつを良くしたとしても、何か副作用が出たり、今までうまくいっていたことがうまくいかなくなったりもする。

ところが、時々たったひとつのことをすると、あっちも良くなってこっちも良くなって、さらに予想もしなかった問題まで解決すると言う時がある。

その「ひとつのこと」を延々と考える。

岩田さんの目指すゲーム

従来の延長上こそが恐怖だと思った

(Nintendo DSやWiiを発売する時)これまでと全く違うものの価値が世の中にどう受け止められるのかと言う不安はあります。

でも、だからこそ逆に、これを伝わるようにしなきゃいけないって言う闘志も湧くんです。

私自身は何よりも、従来の延長上こそが恐怖だと思ったんです。

いつ変わるべきなのかはきっと誰にもわからない。

僕らが舵を切ったとき、任天堂の新しい方向が1年後に理解されるのか、3年後なのか、あるいは5年後なのかそれはわからない。

でも、従来の延長に未来は無い。

だから、そっちじゃない道に舵を切るということだけははっきりしている。

その他、役立つポイント

  • 好きなものを突き詰める。
  • 15億円の借金を背負った会社の社長になる。
  • 社員とのコミュニケーションの取り方。
  • プロジェクトを成功する秘訣。
  • 後悔しない優先順位の付け方。
  • MOTHER2を立て直す。
  • 突き抜けたアイデアを出す。

岩田さんのまとめ

  • 得意な事の優先順位を上げる。

  • 得意な事とは「苦労したと思ってないのに、妙に評価してもらえること」

  • 先にボトルネックを見つけて直す。

  • 自分以外の人に敬意を持って働く。

  • 好きか嫌いかではなく合理的かどうかで判断して、覚悟を決めてやる。

  • アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの。

  • 従来の延長上に未来は無い。

岩田さんの詳細データ

任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた本です。

ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されたたくさんのインタビューや対談、そして任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから重要なことばを抜粋し、再構成して1冊にまとめました。

天才プログラマーとして多くの名作ゲームを生み出し、任天堂の社長としてニンテンドーDSやWiiなど革新的なゲーム機をプロデュースした岩田聡さんの、クリエイティブに対する思いや経営理念、価値観、ポリシー、哲学などが凝縮された本です。

岩田聡さんを誰よりも深く知っている、任天堂の宮本茂さんとほぼ日の糸井重里の特別インタビューも収録。「岩田さん」を、盟友のふたりがたっぷりと語ります。

かわいい「岩田さん」のイラストは100%ORANGEさん、ブックデザインは名久井直子さんにお願いしました。

「ゲーム人口の拡大」というテーマを掲げ、世界中のゲームファンとゲームクリエイターに愛された、岩田聡さんのことばが、本のかたちでたくさんの人に届きますように。

(Amazonより)

▽岩田さん

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