読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!
今回は読むと心が軽くなる本「反応しない練習」を紹介します!
Amazonのレビューで高評価で、以前から気になっていたので読んでみました。
誰でも仕事やプライベートで様々な方と接しているとイライラや怒り、不安、不満を感じることがあると思います。
この本ではブッダの教えを元に「ムダな反応をしない」ことで、それらのマイナスな感情を抑えることができると説いています。
宗教色が強いと思っていましたが、全くそんなことはなく、誰にでも読みやすい本ですね。
特に人間関係に疲れたという方におすすめの一冊です!
▽反応しない練習
反応しない練習の評判
ブッダが教える「お悩み解消法」とは?
悩みは無くそうとせず理解する。
悩みは、理解するところから始まる。①悩みがある→②悩みには理由がある→悩みには解決策がある
順を追って理解していくことで、どんな悩みも確実に解決できる。
『反応しない練習』(草薙龍瞬) #読書 #本 #仏教 pic.twitter.com/3xlTyZ4YLA
— 楽しい習慣家💛💛@読書まとめ (@EDj58ydhH1xuxJq) August 4, 2019
忙しすぎて頭が回ってないし、心が折れそうになってるので、昔読んだコレを読みまくってるが、自分に合ってるのか読むだけで心が軽くなるのでオススメ。反応しない、承認欲を消す、判断しないってこれだけで十分。#反応しない練習 pic.twitter.com/phcb6X8Qtk
— dokusyo_emui@読書垢 (@DokuEmi) July 2, 2019
#反応しない練習 読了
自分の心と思考の癖を正しく認識し
①無駄に「反応しない」こと
②良し悪しを「判断しない」こと
が大切!感情的ではなく合理的な考え方にとても納得。
過去への執着や未来への不安を捨て、今の自分に集中し、善い行動を心掛けよう。人生は常に「ここからスタート」です! pic.twitter.com/vIGkgSuKkg
— 金 勇輝(きむ よんひ) (@4hi3hyon) July 15, 2019
反応しない練習のポイント
- 悩みや苦しみから抜け出す方法は「ムダな反応をしない」
- ムダな反応をしないためには、「心を客観視する」
- 幸せになるためには「快を大切にする」
反応しない練習はこんな人におすすめ!
- 仕事やプライベートで人間関係に疲れている人
- 気持ちの浮き沈みが激しい人
- いつも怒りっぽく、イライラしてしまう人
- パートナー(夫・妻)や子供に当たってしまう人
著者の草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)さんってどんな人?
- 僧侶、興道の里代表
- 中学中退後、16歳で家出・上京。
- 放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。
- 政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師のもとで得度出家。
- 現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。
反応する前に「まず、理解する」
どんな悩みでも解決できるシンプルな“考え方”
悩みの始まりには、きまって心の反応があるのです。
心がつい動いてしまうことーーそれが悩みを作り出している“たったひとつのこと”なのです。
だとすれば、すべての悩みを根本的に解決できる方法があります。
それは「無駄な反応をしない」ことです。
「反応しない練習」を教えてくれるのは古代インドの賢者“目覚めた人”ブッダ。
ブッダの教えとは「心の無駄な反応を止めることで、一切の悩み苦しみを抜ける方法」。
その内容は大きく2つ。
- 心の反応を見る
- 合理的に考える
それに一体、何の意味があるのか
「自分を認めて欲しい」ーー注目してほしい・愛してほしい・評価してほしいーーと言う承認欲です。
この欲求で外の世界に反応すると、「周りは期待に応えてくれない人間ばかり」だから、不満や物足りなさを感じます。
人間も世の中も「なっていない!」と憤慨したりします。
つまり「他人の小さなことが目に付いて、不満を感じてしまう」という悩みの正体は、「もっと自分を認めて欲しい!」と言う承認欲だったりするのです。
ブッダの考え方の基本は「まず、理解する」こと。
「そうか、私には満たされていないよ承認欲があるのだ」
「この不満は承認欲の不満なのだ」
承認欲を「欲」「欲望」「欲求」などに置き換えてもかまわない。
このように、繰り返し言葉で客観的に理解するように努める。すると反応が静まっていく。
心の状態をきちんと見る
反応せずにまず理解するーーこれが悩みを解決する秘訣です。
特に「心の状態を見る」と言う習慣を持つだけで、心のストレスや怒り、落ち込みや心配などの「ムダな反応」をおさえることが可能になります。
「心の状態を見る」とはどういうことなのか?
その方法は3つ。
- 言葉で確認する
- 感覚を意識する
- 分類する
いずれもムダな反応を沈める絶大な効果を持っている。
良し悪しを「判断」しない
無駄に判断していませんか?
人が悩んでしまう理由の1つは、「判断しすぎる心」にあります。
「判断」とは、この仕事に意味があるとかないとか、人間は生きている意味があるとかないとか、彼と自分を比較すればどちらが優れている、劣っているといった「決めつけ」「思い込み」のことです。
判断は不満、憂鬱、心配事など、たくさんの悩みを作り出す。
もし無駄な判断をしなくなれば、心がすっきりと軽くなり、人生はスイスイと渡りやすくなる。
自分を否定しないどんな時も
失敗したーーと思う事は、仕事でも、人間関係でも、人生全般に必ず起こります。
大事なのはそこで凹(へこ)まないこと。
そして自分を否定しないことです。
「判断」と言う心の反応は厄介なもので、すぐに「評価を下げたかも」「自分は向いていない」「なんてダメな人間なんだ」と自分を責めてしまう。
人によってはコンプレックスや挫折感、生きている価値がないとまで思い詰めることさえある。
こうした自己否定の判断に打ち勝つ強い心作りは、仏教から学べる。
マイナスの感情で「損しない」
大原則「快を大切にしている」
感情にはもう一つ大事な原則があります。
「快を大切にする」ということです。
人はみな「幸せになりたい」と考えるものですが、「幸せ」とは何でしょうか。
「心の状態を見る」と言うブッダの考え方にてらせば、幸か不幸かは“快”か“不快”かという心の状態で定義することになります。
- 快ーー喜びや楽しさーーを感じている心の状態が「幸せ」
- 不快ーー怒りや恐れ、満たされなさや不安などーーを感じている心の状態が「不幸」
人間の心の状態は「二者択一」。
私たちの人生は、「快か不快か」の2つの間を揺れ動きながら進んでいく。
幸せになりたいなら「快の反応」を大事に、不幸になりたくないなら「不快な反応しない」ように努力する。
他人の目から「自由になる」
他人からの評価を追いかけない
「あの人にどう思われているのだろう?」と気になる事は、誰にでもありますよね。
ただ、他人の目が気になってしまうと言うのは、しんどいものです。
他者の視線など気にせず、ありのままに振る舞えるようになりたいものです。
他人の目を気にしてしまうのはなぜか?
これは逆に、他人の前で「安心できる状態」を想像すればわかる。
例えば「この人が自分を好きでいてくれる」「高く評価してくれている」と信じられれば安心できる。
ということは、他人の目が気になる心理の正体はやっぱり「承認欲」である。
承認欲があるのは当たり前。問題はここからなぜ、「他人の目を気にしてしまうのか」の理由、つまりプロセスを理解しなくてはならない。
- 「認められたい」(自分の価値にこだわる)欲求がある。
- その欲求で反応して、「どう見られているのだろう」と妄想する。
つまり、“承認欲が作り出す妄想”ーーそれが「気になる心理」の正体である。
その他、役立つポイント
- 仕事・人間関係の悩みを理解する
- 「満たされない心」との折り合いのつけ方
- 妄想を上手にリセットする方法
- 「心を掃除する」習慣
- 苦しみの手放し方
- 怒りが生まれる原因とは?
- 本物の「自信」の付け方
- 「頑張らなきゃ」という思い込み
- 悩みを半分にする方法
- 困った相手との関わり方
- 嫌な過去を忘れる方法
- 嫉妬やコンプレックスとの向き合い方
- “よりどころ”という安らぎの心にたどり着く
反応しない練習のまとめ
- 心の無駄な反応を止めることで、悩みや苦しみから抜け出せる。
他人からの視線で不満や不安を感じてしまう悩みの正体は「承認欲」。
「心の状態を見る」習慣を持つと、ストレスや怒り、落ち込みや心配などの「ムダな反応」をおさえることができる。
無駄な判断をしなければ、心が軽くなる。
失敗したと思う事は誰にでも起こり得る。大事なのは自分を否定しないこと。
人間の心の状態は「二者択一」。幸せになりたいなら「快の反応」を大事に、不幸になりたくないなら「不快な反応しない」ように努力する。
他人の目が気になる心理の正体は「承認欲が作り出す妄想」
反応しない練習の詳細データ
◎ブッダは実は、「超クール」
“独立派”出家僧が教えるあなたの悩みを解決する「原始仏教」入門!誰かの言葉にすぐ反応。SNS、ツイッター、ネット記事に常に反応……毎日、ムダな「反応」をしていませんか?
すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。それを理解することが、悩みを解決する第一歩です。
その事実と、具体的な方法論を教えてくれるのは、2500年前の悟った人、ブッダ(原始仏教)。本書では、原始仏典を紐解きながら、現代人の人生に活かせる合理的な考え方を紹介します。何歳からでも始められる――「感情を、上げもせず、下げもしない」ブッダの方法。
(Amazonより)
▽反応しない練習
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