読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!
今回は最近話題の本「バズる文章教室」を紹介します!
様々な作家から面白い文章の秘密を学べる一冊。
発売されてからすぐに重版になったようで、パラパラとめくってみると面白い内容だったのですぐに購入しました。
ブログやnote、Twitterなどをやっている方は「自分もバズる文章を書きたい!」と思ったことがあると思います。
この本を読むと、作家それぞれの文章の書き方の工夫がわかりやすく解説されているので、一般の方でも真似することができますね。
普段文章を書くブロガーさんやライターさんはもちろん、読むだけでも面白いので普段文章を書かない方にもおすすめです。
▽バズる文章教室
バズる文章教室の評判
おかげさまで、
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』重版四刷となりました!前の本が三刷だったので、はじめてだよ〜😢
読んでくださったあなたのおかげです…うう、ありがとうございます。記念に私おいしいお菓子とか食べるので、あなたも食べてください!(なぜ)https://t.co/kBkVH85cUs
— 三宅香帆 (@m3_myk) August 8, 2019
バズる文章教室 三宅果帆著
twitter,Facebookのコメントを考える時の必読本。
文芸オタクの著者が著名な文豪の文章を分析し人に伝えるときにいかにバズらせるかを書いた本。・つなぎ言葉をなくすことによって、文章に快速力を持たせる。。等#読書好きな人と繋がりたい#読書 pic.twitter.com/AqUm7dyLat
— たにやん (@taniyan99999) August 7, 2019
「バズる文章」とは?
「読みたくなる文章のからくり」とは?誰もが発信者の時代。楽しんで書くことで、その面白味はグッと増します。発信者を応援してくれる1冊です。
【書評】書いてみました。
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室 – 三宅香帆』https://t.co/SbRSJogvv8 #書評 #三宅香帆
— 常盤英孝(ときわひでたか) (@osaka_n_blues) August 3, 2019
バズる文章教室のポイント
- 様々な作家から面白い文章の秘密を学ぶ
- 素人でも真似できるバズる文章の書き方
- 作家の個性が光る文章は読むだけで面白い
バズる文章教室はこんな人におすすめ!
- ブログやnote、Twitterでバズる文章を書きたい人
- 人に読まれる文章を書きたい人
- プロの作家の文章の秘密を知りたい人
- 文章の引き出しを増やしたい人
バズる文章を書く近道とは?
はじめは書店でアルバイトをしていた時にブログに書いた「オススメ本の紹介記事」がバズりました。
アクセスが集中してサーバーが落ち、最終的にはてなブックマークで年間2位になりました。
私はぶっちゃけ「バズる」ことを狙ったわけじゃない。ていうか、オススメ本の紹介記事が拡散されるなんてそもそも期待すらしてない。
だけど「バズった」。このギャップが生まれているのはなぜか?出た結論はこれ。
文章の内容や情報の価値について悩まずに、文章でみんなに楽しんでもらうことを優先していたから。
そして読んでくれた人に「いいなぁ、この文章」って好感を持ってもらおうと工夫していたからなんじゃないかって。
バズることを目的としてバズらせる方法もある。
いかにもバズりそうなちょっと過激なことを書くほうが手っ取り早いと思われる方もいるかもしれない。
でもそうやってもしバズらせることができたとしても、中身をともなわければ、一過性のもので終わりやすい。
一時的なブームで終わらせないためには、「みんなに好きになってもらえる文章」を書けるようになることが1番の近道。
最初に意味不明な言葉を放り込む
垂らされた釣り糸には、うっかり、引っかかっちゃうもの。
映画でもドラマでも漫画でもしょっぱなに「これはどういう意味……?」って気になる場面があると、ついついそのまま見続けてしまいます。
ほら、いきなり手がハサミのキャラクターがいるとか、突然丸くて青いロボットがひきだしから現れたとかすると、「どういうこっちゃねん?」と目が離せなくなる。これ文章でも一緒だと思うんです。最初に何か“ひっかかり”があると、どうしても続きを読みたくなるんですね。
しいたけ.さんはきちんと「聞こえますか……今、ポロリと言う言葉が気になったそこのあなた、安心してください。ちゃんと今から説明しますから」というふうに、裏メッセージを読み手の心に直接呼びかけるようにしてこっそり伝えてくれる。
「なんのこと!?」と最初に戸惑わせておいて、「ちゃんと説明しますね」ってにこっと笑いかける。
このように先にあえて“刺激的かつ意味不明な言葉”を放り込み、後から「実はこういうこと」と優しく説明する流れを作ることで、読み手をするっと巻き込むことができる。
読みたくなるリズムを使う
文章とは、リズム感だ!
と言う運動音痴(私)にとっては絶望しそうな真理がこの世にはあります。
しかし「文章とは、リズムだ」だなんて一体どこの誰が言っているんでしょう?いい加減なことを言いやがってと思っていたら、この方。
「もしその文章にリズムがあれば、人がそれを読み取ってくれるでしょう。でも、もしリズムがなければそうはいかないでしょう。2、3ページ読んだところで飽きてしまいますよ。リズムというのはすごく大切なのです」
(村上春樹の言葉)
言葉のリズムとは、「一定のパターンの繰り返し」。
村上春樹さんの文章は、言葉の切れ目ごとの音節の数が、ずっと一定である。
ではリズム感がない人はどうすれば良いか?
生まれつきリズム感のない人には1文を短くすることがおすすめ。
語尾をぶった切る
日本語は「主語」「述語」から成り立ちます。
私は・ペンを・持っています。こんな文章にも主語と述語がある。
だけど実際に喋り言葉では、主語や述語を省略することがよくありますよね。
「おかーさん、お茶」「今朝も天使な女子アナ」「めっちゃほしいやつな」「なにそれ面白すぎるんですけど」どれも文法的にはおかしいのだけれど、無駄がないから情報そのものが伝わりやすい。
もしも文章が長くなって、情報が伝わりにくいと心配になった時は、一度、出来る限り体言止めにしてみることがおすすめ。
箇条書きみたいになり、いる情報といらない情報を頭の中ではなく視覚的に整理しやすくなるはずだ。
あるあるから話し始める
文章のゴールは「読者の心を動かすこと」ですけど、セールストークのゴールは「商品を買いたくなるように心を動かす」こと。
さらにと「買う」という行動をさせる必要があります。
あるシニア向けのウォーキングシューズを売るとき。
普通ならそのウォーキングシューズの良さを伝えたい。
例えば、他のシューズと比較する。シューズを使うような場面について語る。新機能の凄さを話す。など。
でも高田さんはそんなやり方を真っ向から否定する。
自分にとってのシューズの良さではなく、お客さんにとってのシューズの良さを話せ、と。
なぜシューズの機能やメーカーの凄さについて語っても意味がないのか。
その理由を高田さんは「(お客さんにとって)あんまり面白くないから」だとスパッと切り捨てる。
アンチに対するフォロー入れておく
「想定される反論のフォローを先回りする」こと。
後で散らかりそうな場所を、先に見抜くことができる。
そんな片付けのプロとしての能力の副産物でしょうか。
こんまり本の文章はどこもかしこも、反論に対して異常なまでに用意周到なんです。
「ここは読み手が違和感を持つだろう」と言うポイントを察知して即座に「そんなふうに違和感を持つ必要は無い。なぜならば」とつぶしてしまう。
自分の伝えたいことが斬新であればあるほど、読み手はなかなか同意してくれないもの。
だからこそ、想定される「読み手の反発」は読み手よりも早く言語化してしまう。
そして、シンプルな言葉で、その反発を「片づけて」しまう。
言いたい事のセンターを決める
この文章で自分は何を言いたかったのか。よくわからなくなることはありませんか?私はよくあります。
そういう時、私は「みんなにいい顔」しようとしているんだな、と思ってます。
あらかじめ「1番言いたいポイント」を整理しておけば、思うがままに書いても、読み手はその文章を頭の中で再構成し、理解することができる。
反対に「言いたいこと」を整理されていないまま気ままに書くと、なにが言いたいのかわかりにくい文章になってしまう。
まずはシンプルに一筋の流れを作る。装飾は後からいくらでも付け足せる。
書いている途中に、言いたいことがよくわからなくなった時は、要素をばらして考え直してみよう。
その他、役立つポイント
- スラスラ書きたくなる書き出し
- 惹きつける「」(カギカッコ)の使い方
- やわらかい印象を与える文章表現
- 映像が浮かぶような文章表現
- 楽しい文章の展開方法
- 相手に驚きを与える文章の展開方法
- クスっと笑ってしまう文章の書き方
- キーワードに注目させる文章表現
- 親近感を与える文章表現
バズる文章教室のまとめ
- 一時的なブームで終わらせないためには、「みんなに好きになってもらえる文章」を書く。
先に“刺激的かつ意味不明な言葉”を放り込み、後から「実はこういうこと」と説明する。
1文を短くしてリズムをつくる。
体言止めにして視覚的に読みやすく整理する。
機能ついて語っても意味がない。面白さを語れ。
自分の伝えたいことが斬新であればあるほど、読み手はなかなか同意しない。
まずはシンプルに一筋の流れを作る。装飾は後から付け足す。
バズる文章教室の詳細データ
発売たちまち重版!3刷2万2千部突破!
『バズる文章教室』は、〝文才〟と言われる「すぐれた文章感覚」を、できるだけ平易な言葉を使って解説する本です。
主にブログやSNSなどで日常的に、自分の考えや体験などを発信している人に役立つようにと考えて作りましたが、めったに文章を書かない人にも、これから文章を書いてみようと考えている人にも、あまり知られていない「読みたくなる文章のからくり」を楽しんでもらうことをめざしています。個人が「言葉で発信する」ことによって、人とつながる。仕事が生まれる。チャンスが広がる。
そんな時代だからこそ「一人でも多くの人から好かれ愛され可愛がられる」文章を書けるようになりたい。
でも読まれる文章ってどうやって書くの?「いいね! 」と思われる文章ってどんな文章?そもそも文章ってなんだろう?
よくわからなくなったときに、この本を読めばきっとヒントがあります。
文体やリズムなど、文章の感覚的なことを、わかりやすい言葉で教えてくれます。
いろんな文章術の本で勉強したけど、なにも変わらなかったという人に特におすすめ。なにか新しい発見があるはず。
(Amazonより)
▽バズる文章教室
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