読書大好きゆーぽん(@jiyucho33)です!
今回は超有名な自己啓発書「人を動かす」の要約&書評を紹介します。
人間関係に悩んでいる人は多いと思いますが、そんな人におすすめの本です。
仕事での上司や部下との関係、友人知人、家族など、あらゆる場面で役立ちます。
私はもっと早く読んでおけばこんなに悩まなくて済んだのに…と後悔している一冊です。
現在は文庫版が発売されているので、とても読みやすいですね。(私も文庫版が出たタイミングで改めて読み直してみました。)
今まで読んだことがない人はもちろん、昔読んだことがある人もこの機会に読み直してみてはいかがでしょうか?
▽人を動かす
人を動かすの概要
邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。
人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる不朽の名著。あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著。
人が生きていく上で身につけるべき人間関係の原則を、長年にわたり丹念に集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに説き起こす。
深い人間洞察とヒューマニズムを根底に据え、人に好かれて人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書。1936年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を改良するなど、折々に改訂が施されてきた現行の公式版。
(Amazonより)
人を動かすの要約
人を動かすの要約ポイントは以下の3つです。
2. 重要感を持たせる
3. 人の立場に身を置く
それでは一つづつ解説していきます。
盗人にも5分の理を認める
他人のあら探しは何の役にも立たない。
相手はすぐさま防御体制を敷いて、何とか自分を正当化しようとするだろう。
それに自尊心を傷つけられた相手は、結局、反抗心を起こすことになり、まことに危険である。
批判が呼び起こす怒りは、従業員や家族・友人の意欲を削ぐだけで批判の対象とした状態は少しも改善されない。
オクラホマ州エニッドのジョージ・ジョンストンはある工場の安全管理責任者で、現場の作業員にヘルメット着用の規則を徹底させることにした。
ヘルメットをかぶっていない見つけ次第、規則違反を厳しくとがめる。
すると相手は、不服げにヘルメットをかぶるが、目を離すとすぐに脱いでしまう。
そこでジョンストンは別の方法を考えた。
「ヘルメットってやつはあんまりかぶり心地の良いもんじゃないよ、ねぇ。おまけにサイズが合ってなかったりするとたまらんよ。ーー君のはサイズ合っているかね?」
まずこう切り出して、その後多少かぶり心地が悪くても、それで大きな危険が防げるのだからヘルメットは必ずかぶろうと話すのである。
これでは相手は怒ったり恨んだりすることもなく、規則はよく守られるようになった。
重要感を持たせる
リンカーンの書簡に「人間は誰しもお世辞を好む」と書いたのがある。
優れた心理学者ウィリアム・ジェイムズは、「人間の持つ性情のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」と言う。
ここでジェイムズが希望とか要望とかいう生ぬるい言葉を使わず、あえて「渇望する」と言っていることに注意されたい。
大勢を相手に話す牧師や講演者は、自分の話に対して全く反応が返ってこないようなときには耐え難い失望を味わわされる。
これはこのような人たちに限らず、会社や商店や工場で働く人たち、そして我々の家族や友人についても同じで、人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。
この事実を決して忘れてはならない。
深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごすーーこれが友を作り、人を動かす秘訣である。
人の立場に身を置く
夏になると、私はメーン州で魚釣りに行く。
ところで私はいちごみるくが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが好物だ。
だから魚釣りをする場合、自分の好物の事は考えず魚の好物のことを考える。
いちごみるくを餌に使わずにミミズを針につけて魚の前に差し出し、「1つ、いかが?」とやる。
人を釣る場合にもこの常識を利用していいわけだ。
「釣り針には魚の好物をつけるに限る」
人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。
これを忘れては人を動かす事はおぼつかない。
例えば自分の息子にタバコを吸わせたくないと思えば説教はいけない。自分の希望を述べることもいけない。
タバコをするものは野球の選手になりたくてもなれず、100メートル競争に勝ちたくても勝てないということを説明してやるのだ。
この方法を心得ていると、子供でも子牛でも、またチンパンジーでも意のままに動かすことができる。
人を動かすの書評
超有名な自己啓発書「人を動かす」
今回文庫本で買い直し、改めて読んでみましたが、やはり何度読んでも新しい発見がありますね!
「指示しても動いてくれない。」「何度言ってもわかってくれない。」など、人間関係で悩んでいる人も多いと思います。
そんな人おすすめです。
私は今はフリーランスですが、特にサラリーマン時代に読んでおけば良かったと後悔しています。
この本を知っていれば簡単に悩みが解決できたのに…。
仕事に役立つことはもちろん、家族や友人、知人との人間関係にも大いに役立ちます。
人生で一度は読んで損はない本です。
▽人を動かす
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